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ジャパンアップルが約23haの園地を拡大 日本最大級、約55haの高密植栽培のりんご園地誕生 大規模化と効率化で持続可能なりんご産業を青森県内で推進

株式会社日本農業(本社:東京都品川区、代表取締役CEO:内藤祥平、以下「日本農業」)の関連会社である、ジャパンアップル株式会社(本社:青森県青森市、代表:奥田邦雄、野澤俊介、以下「ジャパンアップル」)は、青森県青森市浪岡の王余魚沢地区にて約23haの遊休農地を活用し、高密植栽培のりんご園地を開園しました。ジャパンアップルの農地面積は、日本最大級の約55haとなりました。

ジャパンアップルは、20205月に株式会社ファーマインド(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:堀内達生)と日本農業が設立したりんごの生産と販売を行う合弁会社となります。

 

 

ジャパンアップルは、会社設立より青森県青森市浪岡の吉野田荷越沢地区にて園地を拡張してまいりました。20244月に、王余魚沢地区の新園地の定植を開始しました。今後も、規模拡大とともに、高効率の生産を行い、雇用創出に積極的に取り組むことで、持続可能な生産を実現する農業モデルを推進し、青森県内のりんご産業の活性化を目指します。

 

■2021年4月の開園より3年を経て日本最大級の約55haの高密植園地へ

高密植栽培は、従来の栽培方法に比べ小型の樹を密植し、早期多収、均質生産、作業省力化が期待できる栽培方法です。ジャパンアップルは、設立当初から「高密植栽培が、青森の主要産業であるりんご栽培を次世代に受け継ぐための方法の一つ」として取り組み、この度、ジャパンアップルのりんご園地が日本最大規模になりました。今後も園地の拡大を続け、効率化を図り、安定した品質のりんごの収量を増やし、高い収益性を目指します。さらに、次世代を見据え、収穫量を維持していきたいと考える他の生産者の皆さまとともに、学び、成長しながら青森におけるりんご産業の体系を作っていきたいと考えています。

 

■機械化とデータ化を進め、より効率的な農業を目指す

作業導線が広くシンプルな高密植栽培の利点を生かし、機械化を積極的に推進し、定植や収穫などの作業負担を軽減しています。また、気温、湿度、照度、降雨量、風速、気圧の6つの気象データと土壌データ(地温、土壌水分量、EC*1)を収集するセンサーを20233月から導入し、実際の生育状況と組み合わせて、農作業をデジタルツールで見える化し、作業の標準化を図りながら、より安定的な品質と収量を確保しています。

 

*1:ECは、電気伝導度(Electric Conductivity)を指し、土壌中の肥料の総量を判断する指標として使われます。

 

トラクターを利用した定植作業

 

■多様な雇用を生み出し「農業」を未来ある職業に

高密植栽培は、機械化により作業負担を軽減し、一定の作業のマニュアル化が容易にでき、作業の標準化がしやすく、老若男女を問わず誰もが参画できます。また、自然災害などの影響を受けやすい「農業」を安定した未来ある職業として確立し、その可能性を広げることにつなげています。今後も農地拡張に伴い、雇用拡大を進めていきます。

 

ジャパンアップルの従業員

 

■高密植栽培での定植作業の様子

 

■ジャパンアップル株式会社について

企業名 :ジャパンアップル株式会社

代表者 :奥田邦雄、野澤俊介

所在地 :青森県青森市長島2丁目131AQUA 青森スクエアビル6

設立  :2020513

事業内容:りんごの生産販売、農地の運営管理など

 

■株式会社ファーマインドについて

企業名 :株式会社ファーマインド

代表者 :代表取締役会長兼社長 堀内達生

所在地 :東京都千代田区神田和泉町1番地 神田和泉町ビル7

設立  :2006121

事業内容:青果物の生産・調達、製造・加工、物流及び販売、マーケティング、システム開発・運営など

URL  :https://www.farmind.co.jp/index.html

 

■株式会社日本農業について

企業名 :株式会社日本農業(英文表記:Nihon Agri, Inc.

代表者 :代表取締役CEO 内藤祥平

所在地 :東京都品川区西五反田1丁目13-7 マルキビル101

設立  :201611

事業内容:農産物の生産・加工および輸出・販売、農業経営コンサルティング等

URL  :https://nihon-agri.com/

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