事業内容
Business Overview
生産 Producton
自社園地の運営・生産指導の提供
自社園地にて輸出向けリンゴを栽培している他、契約農家にも生産指導を行っております。
現在主流の丸葉生産に比して反収向上を目指した「高密植栽培方式」を導入し、グループ会社Red Apple社と協働でツガル・シナノゴールドの2種で実証実験を行っております。
[高密植栽培方式とは?]
世界的に主流となってきているコンパクトで収益性、効率化を求める栽培方法。極めてシンプルな技術体系に基づいており、熟練技術者でなくても約6トンの反収を確保することが可能とされています。特徴として、樹が一直線に並んでいるため効率良く作業することが可能である他、下枝の数が多いためはしごなしで作業する部分が多く体力負担の軽減に繋がります。マニュアル化が可能であるため、新規就農者や高齢者でも取り組みやすい方式です。

資材輸入
革新的な農業資材の普及は日本の農業発展に寄与すると信じ、海外の農業資材の輸入及び普及に取り組んでおります。
[実施例] ベルギーの反射シート
弊社はベルギー大手資材会社から日本初となる商品の反射シートを輸入致しました。本製品は日本で使用されている反射シートに比べ、耐久性、汚れにくさおよびシートの固定省力化の面で優れており、現在青森県と長野県のりんご園地で導入しております。

輸出 Export
農産物輸出
日本の農産物は、おいしい。
東南アジアを中心としたエリアにリンゴをはじめとした日本産農産物を輸出しています。
[主な輸出品]
りんご
さつまいも
ブドウ
桃
梨
イチゴ
メロン
柿
酒
[主な輸出先]

品種知財輸出
世界中の消費者に日本品種の農産物が選ばれるのは、先人の長年の試行錯誤や技術力向上の努力の賜物であり、「品種」という知的財産は間違いなく日本の農業の強みの源泉です。
しかしながら、多大な時間やコストをかけて育種をしても、海外への種苗流出事案は後を絶たず、その影響は輸出機会の損失だけではなく、持続可能な育種自体にも及んでいます。
また、海外での品種登録は手間・時間・金がかかるため、依然として日本の農業関係者には高いハードルとなっています。
弊社は、品種登録(知財保護)のプロセス及び資金調達のサポートを通して、育種家の方が報われる農業の形を目指します。
また、品種を戦略的に海外へ広める支援も致します。具体的には、市場調査、顧客開拓、ロイヤルティ交渉、輸出、マーケティングまで一貫してお手伝い致します。

輸出コンサルティング
現在弊社では輸出を検討している方を総合的に多方面から支援しております。
輸出業者としてのトレーディング業務に留まらず、輸出に適した生産体制の構築から海外市場における対消費者マーケティングまで、農産物バリューチェーンの最上流から最下流工程を垂直統合的に深堀してきた日本農業だからこそ、トータルソリューションを提供することができます。
[具体的なサポート内容]
・海外市場調査
事業計画立案支援
・マーケティング戦略立案支援
・B2Bマッチング
・各種貿易書類作成代行
・補助金取得代行
・農産物販売支援
・GGAP取得のための圃場整備/組織改革コンサルティング
・GGAP取得にあたる海外認証機関の選定と審査時の通訳

販売 Sale
ブランディング
日本産の果物は高いというイメージを脱却すべく、一般消費向けの日本産リンゴの新しいブランドを自社で作り上げました。
今では、東南アジア各地のスーパーにて、「ESSENCE」ブランドのリンゴが置かれており、日常消費向けのリンゴとして広く親しまれております。

海外での販売
日本農業は、現地に駐在員を置き、海外の輸入業者や小売店に直接営業しています。
今までなかった一般消費者向け日本産青果物市場を、自分たちの手で開拓し、創り上げています。おかげさまで、弊社の商品は東南アジアの多くの小売店で取り扱われております。
[弊社製品取扱店]

CASE EXAMPLE
取り組み事例
Case.1
2017年
タイ国向け 青森産 りんご
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Case.2
2017年
シンガポール向け 熊本産 白いちご
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Case.3
2017年
インドネシア向け りんご業
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Case.4
2017年
香港向け シャインマスカット
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Case.5
2017年
シンガポール向け 葡萄、桃
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Case.6
2017年
台湾向け シャインマスカット
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Case.7
2017年
ベトナム向け 梨
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Case.8
2017年
ベルギーの反射シート輸入事業
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Case.1
2017年
タイ国向け 青森産 りんご
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Case.2
2017年
シンガポール向け 熊本産 白いちご
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Case.3
2017年
インドネシア向け りんご業
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Case.4
2017年
香港向け シャインマスカット
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Case.5
2017年
シンガポール向け 葡萄、桃
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Case.6
2017年
台湾向け シャインマスカット
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Case.7
2017年
ベトナム向け 梨
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Case.8
2017年
ベルギーの反射シート輸入事業
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インドネシア向け りんご
弊社では、2017年6月にインドネシア向けに青森県産りんご(フジ、王林、ジョナゴールド、シナノゴールド、むつ、美丘)の計6品種を1コンテナ分輸出致しました。現地の消費者にとって、シナノゴールドや美丘といった品種は初めて見るため、多くの方に手に取って頂き、日本の多様なりんごについて知ってもらうことができました。 また、現地の輸入業者と協働し、「りんごの香り」、「産地直送」、「高品質の日本産」、「品種比較(赤りんごvs青りんご)」の4つのコンセプトの元、弊社オリジナルの掛け軸やバナー、試食ブース等を設置し、現地の消費者に対する販促活動を実施致しました。今回得られたノウハウを基に、マレーシアや中東など、他のムスリム市場への将来的な販路の拡大も見込んでおります。 日本産の高品質なりんごを弊社ブランドのもと、世界中に広めるべく、農家の皆様と協力しながら引き続き尽力して参りますので、今後とも宜しくお願い致します。
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